デジタル=遅延

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テレビが地デジになり時報が無くなったのは、時報をエンコード+デコードすると時報を送出してから実際に再生するまでに数秒遅延が生じるためだ。
つまり受信する環境により、時報が数秒遅れてしまうからだ。不正確な時報は意味が無い。
遅れは、送出側の機器の性能と受信側の機器の性能で決まる。

テレビ放送がデジタル化されただけでもこれだけ遅れるのだから、ネットでテレビを配信すると焦るほど遅れて再生されることがある。
受信している側は全く気が付かないが、生放送の現場でネット越しに見ているとちょっとびっくりだ。

PCはそれほどでも無いが、iPadでは10秒くらい遅れることですらあるのだ。
FLASHが無いため、サーバー側で複雑な変換作業が入るためだろうが、もはや生放送と言っていいのか?という位遅れて再生される。

テレビ放送では見る側は遅延に気が付かないのでさほど問題にはならないが、コンサートなど生のイベント会場では、ちょっと不思議なことが起きる。

例えば浦安市総合体育館の大きなモニターでは、目の前で繰り広げられているスポーツがちょっと遅れて表示されるのだ。
これはかなりの違和感だ。
デジタルの遅延は解決することは不可能なのだろうか?

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このページは、管理人が2012年4月16日 21:59に書いたブログ記事です。

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