« メール中毒 | メイン | 夕焼け+ジョギング »

さようならEudora

まだ日本語メールの主流がEUCの文字コードを使っていた時代、そして多くの人がメールを書くのにシリアル端末を使っていた時代から10年以上使い続けてきたメーラーEudoraをあきらめることにした。

当初はフリーウェアとして日本語化が行われ、その後、数社のソフトウェア会社がローカライズおよび販売を行っていた。

様々なメーラーを試してみたが非常に良くできたソフトだった。
何と言っても、メールボックスのファイル形式が、UNIXのメールボックスと全く同じというのが便利だった。壊れてもすぐに修復できる上、テキスト形式なので、メーラーが無くてもメールを読むことが出来た。

が!最新版にアップデートした途端、1時間に数度クラッシュするようになった。
何度も起動し直したり、インストールしてみたりしたが、回復の兆しは全くなかった。
バージョンダウンして使うことも考えては見たが、近年のEudoraの日本語環境を見てみると、あきらめざるを得なかった...

俺のメール環境は極めて特殊で、常時数十のアカウントのメールを読まなくてはならない。こんな特殊な環境にEudoraはついて来られなかったようだ。

あまりにも突然の別れだ...
Qualcomが頑張って自分で全言語の展開でもしてくれれば良くなるのかもしれないが、きっと復活することは無いだろう。

ちょっとびっくりしたのは、OutlookがEudoraのメールボックスをほぼ完璧にインポートすることだ。
90年代からのEudoraの数ギガのメールボックスが、小一時間で全てPST形式のメールボックスに返還が出来た。この数ギガの過去のメールはいつになったら捨てられるんだ?

コメント

な~んだ。
自分のあだ名止めたのかと思っちゃったよw

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)