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日本はサイバー戦争に負けている

今年4月に自社のショッピングサイトが「SQLインジェクション」攻撃を受けてクレジットカード情報などが流出した音響機器販売のサウンドハウス社長のコメントだ。

ネット業界に関わる人であれば当たり前の話しなのだが、セキュリティが不完全なWEBサーバーをインターネットに接続すると、数日でほぼサーバーは乗っ取られてしまう。
最も怖いのは通常は乗っ取られていることに全く気がつかないことだ。

気がつかないと言うことは、新たに蓄積されるデータもリアルタイムで流出する危険があるのだ。
以前に比べてかなり改善はされているが、まだまだセキュリティの甘いサイトは多く存在する。

一般で最も怖いのは、インターネットに直付けの家庭のパソコンだ。
ADSLや光で接続する場合、必ず「ブロードバンドルーター」をモデムなどの接続機器とパソコンの間に入れ、パソコンにグローバルIPアドレスを振るようなことはしない方がいい。

パソコンが突然遅くなったり、何もしていないのにハードディスクが常時動いていたりしたら、パソコンが乗っ取られている可能性もある。
そんなときは専門家に相談する以外は無いだろう。

ブロードバンドが普及している日本は、世界一サイバー攻撃がしやすい国であると言っても過言ではない。
モデムで接続しているパソコンを攻撃しても、モデムの接続スピードに依存した攻撃しかできないが、ブロードバンド接続のパソコンは速い回線速度に応じた攻撃が可能なのだ。
将来は組織的なサイバー攻撃を防ぐため、インターネット接続業者が業界全体でサイバー攻撃を防ぐ様な仕組みを導入するような事態になるのかもしれない。

あなたのパソコンは乗っ取られていませんか?
自分のパソコンがサイバー攻撃に使われないためにも
最低限以下のことは確実に行いましょう。
●パスワードを使う
●Windows Updateは必ず行う。
●セキュリティソフトを導入する

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