季節の食卓

 

みなさん、こんにちは。フードビジネスコーディネーターの加賀谷恭子です。

仕事がら、いろんな食材を扱って調理をしています。食材は、季節ごとにおいしいものがあって、それは普段忘れかけている昔ながらのものもあれば、新しく生まれたものまで、本当に様々。折角ですから、これから私が出会ったいろんな食材を少しずつ取り上げて、食材のことから考えて作る“季節の食卓”をテーマに、コラムを毎月更新していこうと思っています。 
中でも、私はお野菜を中心とした極々シンプルな調理のごはんを得意としております。だって、農家のみなさんが手間隙かけて作った、自然のチカラが溢れんばかりのお野菜に触れると、余計なことはしちゃいけないなって思うんですよ。お野菜とじっくりお話して、一緒に調理法を決めたりしています。

複雑な調理や、派手なディスプレイはしません。普段、おうちで出来て、いつもよりちょっぴりステキ…という食卓を提案していきます。食べ物を見たり、触ったり、おうちでのごはんが楽しい!って思っていただけたらうれしいです。気が向いた時に、ふらりと見に来てくださいね!

 

第69回猫実の「貝がらや」さんで見つけた!
あぁ、すばらしき「大豆ミート」

猫実をお散歩していたら…自然食品の店「貝がらや」の看板。知らなかった…。よく通っている道なのに。ふらりと立ち寄ってみると、選りすぐりのステキな自然食品が並んでいて、ちょっとウキウキ♪
店長の渡辺さんと自然食のこと、ずいぶんおしゃべりして盛り上がって…とっても楽しかった!!
そこですごく久しぶりに、大豆ミートに出会いました。「ダイエット中に、お肉を我慢して代わりに食べるもの」という印象が強い大豆ミートですが、そんなにネガティブな気持ちにならなくても、とってもおいしい食材なんですよ~。乾燥のものは保存もきいて、ササッと戻して使えるので、とっても便利。白飯のお供はもちろん、ちょっとつまむものが欲しいなぁ…という時の、酒の肴、お茶うけにも。お弁当の隙間を埋めるのにもぴったりです。
「いつもおうちに1袋!!」な、大豆ミートで、常備菜を作ります。

大豆ミート(バラ肉風)
  原材料は、大豆のみ。この潔さが、美味しさの秘密!

「大豆ミート」は、ココで購入しました!
自然食品の店「貝がらや」 
住所:猫実3-9-30
Tel:047-355-8514
営業時間:11:00-18:30(日祭休)

<材料 ごはんのお供にすると4人分くらい>

大豆ミート(バラ肉風)

1袋(90g)

はちみつ

大さじ4

100㏄

しょうゆ

100㏄

かつおぶし

ひとつかみ

しょうが(みじん切り)

1片分

金ゴマ

適量
*今回も、分量は適当でOK!のお気軽レシピです。
  お好みでどうぞ。

 

<作り方>

  1. 大豆ミートを80℃のお湯に5分浸してやわらかく戻します


  1. ざるにあげて水気を切って、しっかり絞ります

    *ここでしっかり水気をしぼっておくと、後で水っぽさを感じることなく、味がしっかり染み込んでおいしくなります。

  1. フライパンに、調味料(はちみつ、酒、醤油を混ぜたもの)を入れて煮立たせ、沸騰したら大豆ミートと、かつおぶしを入れます
  1. 全体を混ぜながら調味料をからめ、水気がなくなるまでしっかり炒め煮にします

  2. 水気がなくなったら、しょうがのみじん切り、金ゴマを入れて、全体によく混 ぜてできあがり!


<ワンポイントアドバイス>

  • 大豆ミートは、ぎゅっと絞って水気をしっかり切って使いましょう。噛んだ時の水っぽさがなく、味がしっかり染みて、日持ちが良くなります。
  • 砂糖:みりん:醤油=1:1:1の味付けで、王道の佃煮にしてもおいしいですよ~!
  • 今回は、しょうがを最後に加えて大人味に仕上げました。しょうがの辛さが苦手な方は、調味料と一緒に少量のしょうがとにんにくを加えて沸騰させ、そこに大豆ミートを入れると、少し辛味が減り、マイルドで食べやすい味になります。
  • 大豆ミートは、この他に「ひき肉風」や「バラ肉風」などがあります。どれも、濃いめの味付けがよく合います。いろいろチャレンジしてみて下さいね!!

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